転倒→骨折を機に、住宅改修へ ① (S・M)

これまでは運がよかっただけ
この病気に転倒はつきもの、だからケガはしょっちゅうです。妻の場合、私が覚えているだけでも顔や後頭部、腰とお尻、足の指、両膝のお皿など。ダメージが大きかったのは階段からの落下でした。これだけやってるのにしばらくの通院で何とか回復してこれたのは、ただただ運がよかったから。しかしついに…

レントゲン写真は見事な骨折
4月9日、私の携帯に「お父さん、やっちゃった」の声。自宅に戻ると左手首が痛いというのですぐに整形外科へ向かいました。レントゲン写真は見事な骨折、すぐ整復してもらい再度のレントゲンではほぼ元通りになっていました。しかし一週間後のレントゲンでは手首がやや斜めに映っています。医師によれば、骨の折れた方向の接合部が粉砕骨折しているため、筋肉に引っ張られるのだそうです。斜めのままだと手首の可動域がやや狭くなるが日常生活はほぼ支障がない。しかしきれいに治すには手術でプレートを入れなければならず、そのためには入院が必要との説明を受け、迷ったすえ妻は手術をしないことにしました。

住宅改修、まず危険個所の調査から
転倒した場所は、畳敷きの居間とダイニングの境界線。座った状態から柱につかまって立ち上がり、体の向きを変えながらスリッパを履くという危険ゾーンです。ここに縦の手すりがほしいなあと話していた矢先だったので、さっそくケアマネのNさんに相談しました。

4月16日、Nさん、O医療器のKさん、施工業者AハウスのNさん、それに通所リハビリの理学療法士Hさんの4人が来訪し、妻の朝起きてから就寝までの動線に沿って、転倒危険個所を洗い出しました。さすがに専門家たちです。私たちの希望のほかにリスクの高いところをアドバイスしてくれます。その日は手すりの取り付け箇所の決定と写真撮影で終わりました。写真は介護保険適用のための申請に必要とのことです。ちなみに手続きを大まかにいうと、

①まずケアマネに相談
②危険箇所の検討と施工前の写真撮影
③施工内容と費用見積りの確認
④ケアマネが申請書を富山市介護保険課に提出
⑤許可がおりて施工
⑥業者に代金を全額支払い
⑦領収証と施工後の写真等を介護保険課に提出
⑧代金9割分が申請書に記載した口座に振り込まれる

けっこう時間がかかりますね。
なかでも申請書には手すり一つひとつに「どの程度必要なのか」について、住宅の状態と利用者さんの必要度を書かなくてはならないのでケアマネさんの苦労は大変です。私たち利用者は書類に名前を書くだけですみます。(続く)